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子育てしながらの不妊治療通院

2026/4/19

子育てしながらの不妊治療通院

「上の子がいるのに不妊治療を続けるのは難しい…」と感じている方は多いのではないでしょうか。子育てしながらの不妊治療通院は、体力的にも精神的にもハードですが、工夫次第で無理なく続けることができます。この記事では、2026年5月2日時点の情報をもとに、子育てと不妊治療を両立するための具体的なポイントと支援制度を詳しく解説します。

この記事のポイント

  • 通院日の子どものあずけ先を事前に確保することが両立の第一歩
  • 二人目不妊・続発性不妊でも不妊治療は保険適用の対象となる
  • クリニックの保育サービス・一時保育・ファミリーサポートを上手に活用する

子育てしながらの不妊治療通院が難しい理由

子どもがいる状態での不妊治療(二人目不妊・続発性不妊)は、特有の難しさがあります。まずその実態を把握しておきましょう。

  • 通院頻度が高い:採卵周期は週2〜3回の来院が必要なことがあり、子どもの世話と調整が難しい
  • 採卵日・移植日は長時間の院内滞在が必要:採卵日は2〜4時間クリニックにいる必要があり、子どもを連れて行くことが難しい
  • 子どもの発熱など急な変化に対応しなければならない:予定していた通院日に子どもが体調不良になるケースも
  • 心理的な葛藤がある:「一人いるのだからいいのでは?」という周囲の言葉や、自分自身の罪悪感

通院日の子どものあずけ先を確保する方法

子育てしながら不妊治療を続けるためには、通院日の子どものあずけ先を事前に確保することが最優先事項です。以下の選択肢を組み合わせて活用しましょう。

あずけ先の種類

特徴

費用目安

認可保育園・保育所

就労証明が必要。フルタイム就労と同等扱いで通院が認められる自治体もある

月数千円〜

一時預かり保育

事前登録で利用可能。週1〜2回程度まで利用できることが多い

1日1,000〜3,000円

ファミリーサポートセンター

地域の子育て支援制度。送り迎えや短時間の預かりに対応

1時間600〜900円程度

ベビーシッター

自宅に来てもらえるため子どもへの負担が少ない

1時間1,500〜3,000円

夫・祖父母・親族

最もコストがかからないが、毎回頼めるかどうか確認が必要

無料

採卵日・移植日などの重要な日は夫か親族に、通常の再診日は一時保育やファミリーサポートを活用するという使い分けが現実的です。

二人目不妊・続発性不妊でも保険適用は受けられる

「一人目が生まれているのに、二人目に不妊治療の保険は使えるの?」という疑問を持つ方は多いです。2022年4月の保険適用拡大では、続発性不妊(二人目以降の不妊)も保険適用の対象となっています。ただし、保険適用には年齢・回数制限等の条件があります。

  • 一般不妊治療(タイミング法・人工授精):年齢制限なし、保険適用
  • 体外受精・顕微授精:女性が43歳未満(治療開始時点)、子どもの数に関わらず保険適用の回数制限内で利用可能
  • 回数制限:40歳未満は通算6回まで、40〜42歳は通算3回まで(保険適用)

クリニック選びのポイント(子育て世帯向け)

子どもを持つ親が通いやすいクリニックを選ぶための判断基準があります。

  • 一時保育・託児サービスの有無:クリニック内や近隣に保育サービスを提供している施設もある
  • 早朝・夜間診療の有無:子どもが保育園に行っている時間帯に通院しやすい
  • 子連れで来院できるかどうか:クリニックによっては子連れ来院を歓迎していない場合もあるため事前確認が必要
  • 待ち時間が短いクリニック:子どもを預けている時間には制限があるため、効率的に診察を受けられるクリニックが理想的

子どもの体調不良と通院キャンセルへの対処

子育て中の通院で最も困るのが「子どもが突然熱を出した」「保育園から呼び出された」という状況です。不妊治療では月経周期に連動した通院タイミングがあるため、キャンセルすると治療周期がリセットになることもあります。

  • バックアップのあずけ先を確保しておく:主のあずけ先が使えない場合の代替手段を2つ以上用意する
  • キャンセルしても次の周期で再開できることを確認しておく:治療の柔軟性についてあらかじめ医師に相談する
  • 採卵日・移植日だけは絶対に調整できる体制を整える:これだけは夫や家族に絶対的に協力を求める日として伝える

費用の目安

子育てしながらの不妊治療では、医療費に加えて保育費用もかかります。月々の概算を把握しておくと家計計画が立てやすいです。

費用項目

目安(月額)

不妊治療(一般不妊治療・人工授精)

5,000〜3万円

不妊治療(体外受精周期)

3〜15万円

一時保育費用(月4〜8回利用)

4,000〜2万4千円

ベビーシッター(月4〜8回利用)

6,000〜4万円

保育費用の負担を減らすため、自治体の一時保育補助や子育て支援給付金の活用も検討してみましょう。

受診時のポイント

子育てしながら不妊治療を受ける際のポイントをまとめます。

  • 子どもの通院同行が難しいことをクリニックに伝え、待ち時間の短縮に協力してもらう
  • 採卵日・移植日は夫または家族に必ず一人は協力をお願いする
  • 通院日程をカレンダーに入れ、夫・保育園・あずけ先に事前共有する
  • 精神的に辛い時期はカウンセリングや同じ境遇の方の体験談を参考にする

アクセス情報

子育て中の通院では、子どもをあずける場所とクリニックへのアクセスの両方を考慮してクリニックを選ぶことが重要です。自宅近く・保育園近く・一時保育施設の近くにあるクリニックを探すと、送り迎えのルート上でスムーズに通院できます。

よくある質問

Q. 上の子を連れてクリニックに行っても大丈夫ですか?
A. クリニックによって対応が異なります。子連れ来院を受け入れているクリニックもありますが、採卵・移植日など長時間の処置が必要な日は子連れを断るケースが多いです。予約時に確認してください。

Q. 二人目不妊でも保険で不妊治療を受けられますか?
A. はい。2022年4月の保険適用拡大により、一人目の有無に関わらず保険対象となっています。ただし、体外受精等には年齢・回数制限があります。詳細はクリニックへ確認してください。

Q. 子どもが突然体調不良になったとき、通院をキャンセルしても治療を続けられますか?
A. タイミング法・人工授精は基本的に次の周期に再チャレンジできます。採卵周期のキャンセルは状況によりますが、医師に事前に相談しておくと対処法を教えてもらえます。

Q. 子育てと不妊治療の両立で精神的に限界です。どうすればいいですか?
A. 一人で抱え込まないことが大切です。クリニックのカウンセリングサービス、不妊治療の患者会・オンラインコミュニティ、心療内科・精神科への相談を検討してください。「続けることが正解」ではなく、一度休むという選択もあります。

Q. ファミリーサポートセンターは不妊治療の通院に使えますか?
A. はい、利用できます。多くの自治体のファミリーサポートセンターは「医療機関への通院のための預かり」にも対応しています。事前登録が必要なため、治療開始前に地域のファミリーサポートセンターに登録しておくことをお勧めします。

まとめ

子育てしながらの不妊治療通院は、通院日のあずけ先確保・夫や家族との連携・クリニック選びの工夫によって続けることができます。二人目不妊でも保険適用を受けられるため、費用面での不安も以前より軽減されています。一時保育・ファミリーサポート・ベビーシッターなど複数の手段を組み合わせ、無理のない通院計画を立てましょう。精神的に辛い時期は一人で抱え込まず、カウンセリングやコミュニティの力も借りてください。

※本記事の情報は2026年5月2日時点のものです。医療情報・制度情報は随時更新されるため、受診前に必ずクリニックや自治体へ直接お問い合わせください。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスに代わるものではありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2