北区で産婦人科を選ぶときは、まず「妊婦健診を受けたい」「出産する病院を決めたい」「婦人科の症状を相談したい」を分けて考えましょう。妊婦健診に対応するクリニックが、分娩にも対応しているとは限りません。通いやすさに加え、受診目的に合う診療と予約の条件を確認することが大切です。
ここでは北区内のスワンレディースクリニック、赤羽レディースクリニック、東京北医療センターと、隣接する荒川区のあらかわレディースクリニックを紹介します。あらかわレディースクリニックの所在地は北区ではありません。順位付けではなく、公式案内で確認した受診条件を説明します。
スワンレディースクリニック:王子神谷駅から通える分娩施設
所在地は東京都北区王子4-27-7。公式は東京メトロ南北線の王子神谷駅2番出口から徒歩3分、JR王子駅北口から徒歩11分と案内しています。「王子駅の近く」という表現だけで決めず、使う路線と出口からの移動を確認してください。
公式には無痛分娩、家族宿泊、子連れ入院、LDR、産後ケアなどの案内があります。ただし、希望するサービスがすべての方・すべての日程で利用できるという意味ではありません。分娩予約を希望する方は外来受診が必要で、他院から転院する方は紹介状を持参する案内です。分娩の受け入れ条件を先に確認しましょう。
公式の診療受付は月〜土の9:00〜11:30、午後13:00〜15:30。月曜午後は1か月健診と記載されています。日曜・祝日は休診です。通常外来の受付時間と分娩の対応時間、電話の営業時間は区別して確認してください。
10月22日付のお知らせでは、10月21日からEPARKの予約サーバーがメンテナンスで利用できず、緊急の診察予約は電話で連絡するよう案内されています。公式ページにWeb予約への入口が残っていても、現在利用できるかは最新のお知らせで確認してください。
赤羽レディースクリニック:妊婦健診と婦人科の受診条件を確認
所在地は東京都北区赤羽2-13-1 花川ビル2階。公式はJR赤羽駅東口から徒歩4分と案内しています。婦人科・産科(妊婦健診)のクリニックとして紹介されており、この案内だけで院内分娩にも対応すると判断しないでください。
都外で里帰り分娩を希望する方は最大32週まで健診を行う案内がありますが、妊娠初期から同院を受診している方を優先するとの条件があります。転院を希望する方は、まず電話で相談してください。
他院で妊婦健診を受けていて出血・腹痛などがある場合は、それまで受診していた施設へ先に連絡するよう公式が案内しています。
2026年9月15日から毎週火曜午後も休診となるお知らせがあります。初診・久しぶりの受診は診療終了30分前までの受付です。順番取りの受付時間と診療時間は異なり、混雑で順番取りを早く終了する場合もあります。
臨時休診は公式の順番待ちシステムで確認できます。北区の子宮がん検診と同日に、他の診察は原則受けられない案内も確認してください。
東京北医療センター:総合病院の産婦人科として検討
所在地は東京都北区赤羽台4-17-56。厚生労働省の「出産なび」には、JR北赤羽駅赤羽口から徒歩5分、JR赤羽駅西口から徒歩15分と掲載されています。病院の産婦人科公式ページには、分娩を担当する産婦人科医の常駐、小児科との連携、LDRなどの説明があります。
厚生労働省の施設情報は妊婦健診・分娩・産後ケアを案内し、初回の受診時に分娩予約を取ると記載しています。持病や過去の手術などがある方は、妊娠の経過や紹介状を伝え、自分の状態で受け入れ可能かを病院に相談してください。
「総合病院ならあらゆるハイリスク妊娠を受け入れる」「希望すれば必ず無痛分娩ができる」とは判断できません。
病院公式の午前・午後の診療時間と、出産なびの外来受付時間は表記が異なります。来院時刻は予約・受付案内で確認しましょう。分娩費用も、経腟分娩か帝王切開か、入院日数、部屋の種類、追加処置で変わります。このページでは一律の料金や確定した自己負担額を示していません。
東京北医療センター公式:産婦人科・問い合わせ先 / 厚生労働省 出産なび:所在地・外来受付・分娩予約
隣接する荒川区:あらかわレディースクリニック
所在地は東京都荒川区町屋1丁目8番8号です。北区内の医院と混同しないよう、通院経路も含めて検討してください。公式の東京メトロ千代田線町屋駅1番出口からの経路は徒歩5分、京成線町屋駅は徒歩6分です。
公式の2026年6月予定日からの分娩費用は、普通分娩・4日間入院で大部屋約622,500円〜、個室約637,500円〜。無痛分娩は追加15万円です。予約金と費用総額は別で、時間外・処置・入院日数などによって支払額が変わります。
10月27日付の公式案内では、経産婦は分娩予約と同時に無痛分娩枠を申し込めますが、初産婦は枠の確保を行わず、陣痛時の病院・麻酔科の体制が整うことが条件です。
また、10月14日付のお知らせにWeb予約の一時停止と新規受診前の電話連絡の案内があります。予約ボタンが掲載されていても、利用できるとは限りません。
あらかわレディースクリニックの出産費用・予約・診療時間を見る / 公式:Web予約停止中の受診方法 / 公式:分娩予約と初産・経産の条件 / 公式:改定後の分娩費用
候補が決まったら、受診前に確かめたいこと
妊婦健診だけを希望するのか、同じ施設で出産したいのかを伝え、初診・転院・分娩予約の手続きを確かめてください。里帰り出産の場合は、健診を受けられる週数と分娩先へ移る時期も確認します。
無痛分娩を希望する場合は、初産・経産の条件、実施できる曜日・時間帯、予定より早く陣痛が来たときの扱い、追加費用を確認しましょう。費用は「入院・分娩の総額」「追加料金」「予約金」「一時金・助成の対象条件」を分けて説明を受けると、想定外の支払いを避ける判断材料になります。
口コミを読む場合は投稿時期と受診目的を確認し、最新の予約や診療条件は公式案内と照合してください。本記事では出典を確認できない患者の発言や体験談を掲載していません。施設の適否は、妊娠の経過・健康状態や希望を踏まえて医療機関と相談してください。
出典・確認日
2026年10月28日に各施設公式サイトと厚生労働省の施設情報で、上記の所在地・診療範囲・予約条件を確認しました。出産なびの施設情報は2026年10月15日更新の表記です。取材・患者体験・医師による監修を行った記事ではなく、掲載情報は変更される場合があります。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。