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不妊治療で退職を考える・後悔しているとき|仕事・保険・心の相談

2026/4/19

更新:2026/10/27

不妊治療と仕事の両立がつらいとき、退職した後に迷いや後悔があるときは、いま困っていることを分けて整理できます。働き続けるか辞めるかを、年齢や治療回数だけで決める必要はありません。体調、必要な通院、職場の制度、家計と支援先を確認します。

先に整理する確認表

確認すること相談・資料の例
体調と通院医療者に、予定の変わり方や仕事上の配慮を相談する
使える働き方就業規則、人事・労務の窓口で休暇・勤務調整・休職等の条件を聞く
家計と保険実際の収支と支払い予定を整理し、健康保険や給付の条件を確認する
心の負担と支え医療者や相談窓口に、眠れない・生活がつらいなどを伝える

退職前は、制度の有無と使う条件を確認します

厚生労働省は、不妊治療と仕事の両立に向けた資料や、不妊治療連絡カードを公開しています。連絡カードは、従業員と職場をつなぎ、治療中であることや配慮について伝えるための道具です。厚生労働省:不妊治療と仕事との両立のために

休暇、時間単位の年休、時差出勤、短時間勤務、在宅勤務、休職など、何が使えるかと申請方法を確認します。すべての会社に同じ不妊治療休暇がある、必ず同じ日数を取れるという案内ではありません。期間、賃金、社会保険、復帰の扱いも聞いてください。

誰に何を伝えるかは、必要な手続きと本人の希望を整理して決めます。医療者には通院の予定や変更の可能性を、職場には必要な勤務上の調整を相談するなど、情報を伝える範囲も確認できます。

家計は、本人の金額で比較します

収入の変化、固定費、治療先で確認した費用、交通費、保険料・税などの支払いを一覧にします。全国一律の治療費や、年間六周期などの仮定を本人の予算に当てはめません。見通しの分からない支払いは、そのまま確認事項として残してください。

治療の進め方や休む期間は、体調と希望を医療者にも伝えて相談します。家計の余裕があるから必ず辞めてよい、何回治療したから退職すべきという判断表にはしません。

傷病手当金は、退職すれば受け取れる給付ではありません

協会けんぽは、業務外の病気やけがの療養、仕事に就けない状態、待期、給与の支払いなどの条件を示しています。労務不能かどうかも、医師の意見や仕事の内容などを考慮して判断されます。不妊治療のために休んだという理由だけで、支給を保証するものではありません。協会けんぽ:傷病手当金のよくある質問

退職後の継続給付にも、退職日まで継続して一年以上の被保険者期間があること、資格喪失時に受給中か受ける条件を満たすことなどが必要です。同案内は、退職日に出勤した場合は退職後の支給条件を満たさないことも説明しています。個人の可否は、退職前から加入先の保険者に確認してください。

退職後の健康保険の選択と、傷病手当金の継続給付の条件は別に確認します。任意継続を選べば自動的に給付を受けられる、と判断しないでください。手続きの期限や必要書類も、加入先や自治体へ聞きます。

退職後でも、確認と相談を進められます

すでに退職している場合も、いまの健康保険、今後の支払い、治療と生活で困っていることを整理し、関係する窓口へ相談できます。給付や軽減が必ずあると約束せず、本人の条件で確認します。

再就職、休養、治療の継続や見直しなどは、一度の決定で全部決め切る必要はありません。いま負担になっていることと、先に確認できることを分け、必要なら家族や医療者などの助けを借りてください。

つらい気持ちを一人で抱えないために

眠れない、食べられない、日常生活を送ることがつらいときは、通院先やかかりつけ医、心の相談窓口へ伝えられます。自分の判断が間違っていたと責めるより、いま必要な支援を探してください。

「死にたい」「消えたい」と感じる場合、厚生労働省は#いのちSOS(0120-061-338、無料・24時間365日)などを案内しています。差し迫って自分を傷つけそうな場合は一人にならず、119等の緊急支援へつながってください。厚生労働省:電話相談

出典と確認日

2026年10月27日に、厚生労働省の両立支援・保存相談窓口、協会けんぽの給付条件の採用節を確認しました。個人の体験談・給付審査・就業上の判断を代行する記事ではありません。本記事の個別の医師監修はありません。

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EggLink編集部

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公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。

公開:2026/4/19更新:2026/10/27